離婚は正解だったのか、今でもわかりません。
でも、あのとき離婚を選んだ理由は、はっきり覚えています。
付き合っているあいだ、多少のケンカはありましたが、
2年目にプロポーズを受け、3年目にはまわりの人たちに祝福されて結婚しました。
あのときは、これから穏やかな生活が続いていくのだと、自然に思っていました。
けれど結婚して間もなく、思いがけないことがわかります。
夫に借金があったのです。
それも、自分から打ち明けられたわけではなく、返済が滞ったことで家に電話がかかってきて、私が知ることになりました。
はっきりとした記憶ではないのですが、突然現実を突きつけられたような感覚だけは、今でも残っています。
幼い頃、両親がお金のことでけんかをしている姿を毎晩のように見て育ちました。
だからこを、自分はお金に関してはきちんとしていたい、そんな思いが強くありました。
借金というものは、私の想像をはるかに超えるものでした。
どうして黙ったまま結婚したのか――そんな怒りと、「どうして?」という悲しみが入り混じっていたのを覚えています。
すぐには受け入れられなかった
すぐに受け入れられるものではなく、気持ちが落ち着くまでには、かなりの時間がかかりました。
それでも「もう2度としない」と約束をしてくれたこともあり、その言葉を信じてみようと思いました。
けれど、お金に対してルーズなところは、それで終わるものではありませんでした――
このあと、少しずつ状況は変わっていきます。
続きは、また次の記事で書こうと思います。

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